不幸体質恋愛?!

そう。俺は女が嫌いだ。

あの、ところ構わず迷惑も考えずにキンキン声を出すやつらのどこがいいのかわからない。

それに、女なんて、みんな同じやつばかりだ。

「…わかんね。気がついたら名乗ってた」

「へぇ〜帝がねえ…」

ひなたは考え込むように、腕を組んでうーんと唸り始めた。

「けど、あの女、きょとんとしてた。たぶん俺の名前すらも聞いたことなかったらしい。」

「えっ名前まで?それはすごい貴重な女子なんじゃねーの?
入学式で生徒代表までしてた学園の王子様を知らないなんて!
…今までの女子とは違うかもよ?」

興奮したように言うひなた。

「どうだかな」

そう言ったものの、俺はあのおもしろい女に少し興味を持っていた。