しょうがないから 止むまでバス停で待つことにした。 ここのバス停は屋根が付いていて ベンチもある。 よく小学生がここで 雨宿りをしている。 しばらくケータイをいじりながら 空を見上げる。 まだ止む気配はない。 溜息をつきながら 私は鞄から 本を取り出して読む。