いつもの3人で帰り、龍とは
駅でバイバイ。
一樹の家に行ってダラダラ過ごしてた。


そんな時、一枚のプリクラを
見つけてしまった。


「なぁ。これ何?」
「え?何が?」
「いや。何が?じゃなくてこのプリクラ」
「……ごめん。」

日付を見ると去年の春だった。
プリクラを見ると友達の妹と
抱き合ったりキスして撮っている。

「最低やん。一年も騙されとったん?」
「……」
「絵里はカズくんだけやったのに」
「本当にごめん。」
「無理。別れよ。」

「は?意味わからんのやけど?
 なんで別れんの?」

「意味わからんのはこっちやよ」

パシンッ。


その時、カズくんに
初めて手を上げられた。

怖くて痛くて泣いてる私にカズくんは

「お前が別れるとか言うから悪い
今日はムカつくから帰れ。」

そう言った。