『男の…人?)ちょっと、土方さん…奴等始末しました?』

顔とは正反対の言葉を発するその人
土方?
あぁ、鬼のこと…

『土方)俺の着物見てわかんねぇのか?』

土方さんは自分の手を広げる
血だらけ
刀にも血…

『男の…人?)そうですね。ちゃんと始末は終わりましたね』

その人は微笑む
優しい笑みなのに
瞳にはなにも写っていない
違う…写したくないんだ…