私、安東楓は、成績優秀、そして、二次元大好き。

今日もヱヴァン●リヲンのシンジくんのハンドバックをぶら下げて、スクバを持って登校中。


「あっ、二次元オタがいるぅw」

勝手に笑え。
なんてったって二次元オタですから。



「おい。」

「はいい?!」

「あんた、ヱ●ァ好きなの?」

後ろから唐突な質問。
後ずさりしてビビる私に、その人は、プッと吹き出す。

「はっ。バカじゃねぇの?」

「なっ、なにをっ!」

バカって・・・

「私はねぇ、この学校一頭がいいのっ!!・・・・・たぶ
ん・・・」


「そんなら、俺と勝負しようぜ?」

「のっ・・・望むところよ!!あんたみたいなあほっ面!」

そうするとまた、フッと笑い、
「言ったな?」
と言って去っていった。

「なにアイツ・・・」


「あれ??」


ハンドバックのなかには、

ヱ●ァのフィギュアが入っていた。