部屋に鳴り響く目覚まし時計の音
その音で私は目を覚ました
体を起こして、閉じられたカーテンを開けて部屋に朝日を入れる
私服に着替えようとクローゼットを開けると、新しい制服が目に入る
明日から高校に入学するのだ
「怜亜ー」
「今、行くー!」
母親がリビングから呼んでいるから適当に返事をしながら着替えを素早く済ませて階段を降りる
いつもと同じような朝食がテーブルに並べられていて、
別に急ぎの用もなかったのでゆっくり食べる
食事中にふと「商店街にでも行こうかな…」と思った
朝食を済ませて部屋に戻る
時刻は9時を少し過ぎた位で、
身嗜みを整えたり、鞄に荷物を入れて玄関に向かった
「ちょっと出掛けて来る」
そうリビングに向かって言うと、返事が返ってきて家を出た
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