「はる、はよー手、あわされよー」
「分かっとるってー」
新しいお花を生けて、水をあげる。
その後お墓に線香をあげ、一人ずつ手を合わせていく。
次は私の番だ。
私はまず、おじいちゃんのお墓の前にしゃがみこんだ。
おじいちゃんが亡くなったのは、確か私が小学1年生の頃。
私はかなりのおじいちゃんっ子で、おじいちゃんが本当に大好きだった。
“じいちゃん、シール欲しい!”
そう言えばすぐに、たくさんの可愛いシールを買ってきてくれる。
“じいちゃん、公園行きたいなぁ”
そう言えば、ジュースとアイスを持ってすぐに公園へ連れて行ってくれる。
周りから“甘やかしすぎだよ”、と言われるくらいにおじいちゃんはすごく優しかった。
私のことを一番に考え、大切に思ってくれるおじいちゃんが私は本当に、大好きだったんだよ。
おじいちゃん、ありがとう。



