………最後に。
私は、ひぃじいちゃんにとって、自慢のひ孫になることができたでしょうか?
もし……ひぃじいちゃんと私が、一度だけ会うことができたなら。
「はる、よくやった」
そう言って、頭を撫でて、誉めてくれますか?
できれば、その腕でぎゅーって抱きしめてほしいな。
だからさ………ひぃじいちゃん?
私がいつかこの世界を旅立ち、ひぃじぃちゃんと同じ、お空に行ったとき。
たっくさん、お話しようね。
たっくさん、頭を撫でてね。
たっくさん、ぎゅーってしてね。
だからそれまで、じぃちゃんと、ひぃばぁちゃんと一緒に、空から私を見守っててね。
私はいつでも、笑ってるから。
じゃあね、さようなら。



