当時は修学旅行などなく、
 講師の方は、

 「修学旅行とは、平和と豊かさの
  象徴である」

 と、おっしゃいました。


 私たちが修学旅行へ行ったり、
 何不自由なく生活できるのは
 毎日が平和だからです。


 この「今」が平和なのは、もう二度と
 こんな思いはしてほしくないと、
 戦争の被害を必死に伝え続けて
 きてくれた人たちがいるからです。 


 でも、私たちはそれが分からず、
 毎日できていることを当たり前だと
 思っています。


 私たちが一番、忘れてはいけない
 ことは、今、自分ができている
 全てのことに感謝をすること。


 そして、自分は一人で生きている
 のではなく、たくさんの人たちに
 よって、生かされているのだと
 知ることです。