(まさか…ここかよ。)

恐る恐る玄関の扉を開け自分の部屋へと向かった。

と、その瞬間何者かの気配を感じた。

今までまるでその場所にいなかったような不気味な雰囲気な老婆がパイプいすに腰掛けていた。

一言で言うと魔女だ…。

「いらっしゃい…。アンタが今日から来る新人さんか?私がここの管理人の田中だよ。まぁ早めに出て行くんだね。ここはもう古いし、いつ潰れるか分からないよ」