『怒られたんだ。学校に行ってなかったからそれで家から出るなって言われて泣き寝入りしたやつ』 「それ言えばいいじゃん。莉子何も悪くないんだから」 『そんな簡単に言わないでよ』 「まぁ、2人が一緒にいる姿を望んでるよ」 『お節介ありがとう』 「お前…」 晴は電話でもわかる程、大きな声で笑っていた。 その後、電話を切って色々な考え事をした。 優介の事を考えると人に迷惑を掛ける。 付き合ったらまた依存してしまいそうで怖かった。