部屋に戻ったら、さらに涙が出て…“泣き止もう”と思うと逆に止まらなかった。 横に優介がいない時間なんて久しぶり過ぎて…よくわからなかった。 毎日、毎日、 お互いのお風呂とトイレ以外一緒にいた。 現実を受け止めるのには相当な時間が必要だと思う。 それ以前に、 この現実を受け止められる日が来るかな… 『優介、会いたいよ』 布団にもぐって声を押し殺して泣いていたら寝てしまっていた。