次の日 起きたらすでに優介はいなかった。 いつもの平凡な生活が始まった。 日に日に、 パパっ子になっていく心。 パパが鍵を開けるとその音を聞きつけて、玄関までハイハイで行く程。 「ただいま。心」 「今日何してたの?」 嫌味ったらしくキスをしている。 小さな恋人みたい。 『ラブラブだね』