『怒ってないよ』 「どう見ても怒ってるよ」 『怒ってない』 「怒ってるよ」 10分くらい… この言い合いが続き、最後は優介が折れた。 意外と言い合いするのも疲れる。 私は優介に背を向けるように布団に入ると、優介は後ろから抱きしめてきた。 「おやすみ」 と、 言った優介。 私は急に寂しくなって、優介の方を向いてキスをした。