「莉子そろそろ起きなさい。」 ママの声。 私の部屋に来てまでわざわざ… と思いながら軽く返事をして受け流した。 目を開け、時計を見ると…時計の針は既に9:00を回っていた。 『あ〜そういうこと』 ママが部屋に来た理由が理解できた。