次の日ー
昨日早く寝てしまった為か、朝早く目が覚めた。
…優介はいなかった。
台所の唐揚げもそのままだった。
私はスマホを見ると優介からメールが入っていた。
〔晴んち泊まる〕
丸も点も絵文字もない白黒のメール。
心が痛かった。
初めて優介が嫌いになった。
当分優介の顔が見たくなくて…実家に帰る決心をした。
心が起きて…朝ご飯だけ食べさせて、洗い物もして…11時過ぎに家を出て実家に向かった。
〔実家に帰ります〕
と、
一言優介にメール。
返事は来るはずがないと思ってたけど、お昼休憩だったのかすぐに返事が来た。

