その後はご飯を食べ、お風呂に入り…いつもと変わらない流れで10時すぎに心は寝た。
いつもなら心の横で寝てしまう事が多いが…今日は優介と話したいから頑張って起きる。
『優介、話したい事があるだけど』
「なに?」
『今、パパの事どう思ってる?』
「なんとも」
私が「パパ」と言葉を発した瞬間…表情が曇った優介。
やっぱり…こんな感じ。
でも、これに逃げていたら一生逃げる人生を歩まなきゃいけない気がして嫌だった。
だから、私も嫌だけど…話を続けた。
『話してよ』
「ほんとに何も思ってない。」
『じゃ、なにも言わないでね!』
私は少し強い口調で言った。
「いつも言ってねぇけどな」
『言ってたじゃん』
「は?」
はぁ〜また喧嘩か…
しかも、同棲したばっかなのに…
『自分が不利な立場になるとそうやって喧嘩を売って!パパのことを話してムキになってるのは優介のほうでしょ』
「何をして欲しいの?何を求めてるの?」
『何も』
「何も?」