携帯を握りしめ、電話が掛かってくる事を期待しながら…小走りで優介の家に向かった。 久しぶりに走って疲れた。 20分程度で着くと、玄関にはベビーカーがあった。 完全にこの中に優介と心がいる。 私は迷いもせず、チャイムを鳴らすと…慌てるように出て来た優介。 「うわ、最悪。ごめん」 『寝てると思った』 「ごめん。許してくれる?」 『ん、』 優介に会ったら、寂しさが爆発して自分から優介の手を握った。