6時過ぎに優介から着信が入った。 平日に、 優介の声が聞けるなんて幸せすぎる。 「今から行く。」 『何分くらい?』 「30分くらいかな」 30分… じっとしてられず、ソワソワしてしまった。 ちょっとした小学生だった。 ピンポーン と、 部屋中にチャイムが響いた。 『あ、来た。』