でも…なぜか涙が出てくる。 何でだろう。 悔しいくらいに涙が出る。 私は寝ている優介に静かにキスをした。 『優介』 小さな声で呟いたつもりが、起こしてしまった。 「何で泣いてるん?」 『本当に幸せになれる?』 「俺が幸せにする」 優介はそう言って抱きしめてくれた。 優介のハグとキスが一番落ち着く。 私は、落ち着きすぎて…いつの間にか寝ていた。