私は優介に 『今日泊まって』 と、 わがままを言った。 何も言わず、ただ…頷いた優介。 不安で離れる事が出来なかった。 何も言わなくていい。 ただ、ただ…そばにいて欲しかった。 夜の10時頃に2人で布団に入った。 泊まりは久しぶりで… 嬉しいはずなのに、気持ちは複雑だった。 復縁してからは初の泊まり。 『優介』 「莉子、ごめんな。」 私の不安な気持ちを察してくれたかのようにキスをしてくれた。 『なんで、なんで謝るの?』