自転車に跨り、 ダルそうに携帯を触っていた。 湊はすぐに優介の存在に気づき、指を指して私に言った。 「あ、この前の人。」 『うん、』 「もしかして、彼氏?」 湊は全く悪気がない。 だから、私は何とも思わなかった。 でも、指を差された事に腹を立てた短気野郎の優介は湊の方へと歩いてきた。 『何する気?』 「馴れ馴れしくすんなよ、てめぇ。こいつに手出したら殺すからな」 お前もなって言いたいところだけど…それは我慢、我慢。 とりあえず、 今は優介を落ち着かせる事が第一。