この日から、私はマサキを避けるようになっていた。
廊下ですれ違っても、声を掛けられても、無視した。
マサキとの思い出の品も捨てた。しかし、どうしても捨てれない1つの品があった。それは、初デートの日に2人でとったプリクラだ。
仕方なく、箱に入れて物置に閉まった。
でも…