信じていてくれたはずなのに。 少しだけ胸が痛む。 動けないままの俺は、そのまま立ち聞きしてしまうハメになった。 「軽いわよ。軽い軽い。この中で何人、聡介の元カノだったと思ってんの?」 「全員よ?これがどれだけのことか、わかる?」 「ちょっとモテるからって、聡介はヤリまくってんの。オタクっぽいアンタなん て、落とすの簡単だったでしょうね。」 あははと笑う、倫子の声。 やっぱり、好きになれなかった。