今日は何とか時間を作って、売店に向かう。

っていっても、もうすでに昼休憩終わりかけ。
だから瑞希が居るかどうかもわからない。

それでも俺は小走りで売店へと急ぐ。


その、途中。


人気の多い場所から、少し離れた俺の部署の近く。
複数の女性社員の話声。

誰の眼にも明らかなほど、不穏な空気が流れていて、無視しようにも気になってしまう。