毒草彼女 -ポトスで始まる恋ー

まぁ、反対されないにこしたことはないんだが、一応きちんと挨拶はしておく。

『瑞希さんと、お付き合いをさせていただくことになりました。』

って。
そしたらきのこ博士は嬉しそうに笑って、

『不出来な娘ですが、よろしくお願いしますね。』

頭を下げられた。
なんか・・・あんだけ“僕の可愛いタマゴタケが”って言ってたのに、アッサリだ。

そういえば、娘に彼氏が出来ないのを心配してたっけ。

良いコなんだけどなぁ・・・

それから、笑顔のきのこ博士から、今度は家に遊びに来て下さいねと言われた。
彼女の父親から招待を受けるとか、すっげー緊張するんだけど、この人童顔だから・・・やっぱ、父親って感じじゃないんだよな。

とりあえずありがたくその招待は受けたが、お母さんと弟さんに会うのに、ちょっと緊張だ。

日は改めるつもりだが、いつかは挨拶に行かないといけない。