大塚さんもそう思ったのか、ドアを開けた。 外の湿気が、入って来る。 「では、本当にありがとうございました。お気をつけて。」 ドアを閉める前に、大塚さんは頭を下げた。 そのあとに、パタンと、ドアが閉まる。