放課後私は門のところで翔くん達を待っていた。
翔くんが息をきらしながら走ってきた。

「はぁ、はぁ…ごめんね、少しまった?」

「ううん。私も今きたところだし。」

そういうと翔くんは少し呼吸を整えた。

「今二人ともこっち向かってるから。もう少し待ってくれる?」

「うっ、うん。ってか、二人もいるんだね」

私はつい苦笑いしてしまった。
ギャル二人ー!?
わ、私大丈夫かなー・・・?

「あの二人はいつも一緒だからねー」

そ、そんなにー!?
ますます不安だよぉ・・・。

「「おまたせー」」

誰かがそう言って私達のとこに来た。
えーと…男の子と女の子?

「あー来た来た。桜帆この二人が僕の友達の愛奈と忍だよ。ちなみにこの二人は
付き合っているだ。」

「もー聞いてよ翔!忍ったらね帰りの支度しないで寝てたんだよ!!あっ、翔が言ってた桜帆ちゃん?私のこと愛奈って呼び捨てでいいよ!よろしくね!」

「俺しのことも呼び捨てでいいからよろしくな。」

「うっ、うん。よろしくね!私のことも呼び捨てでお願いできないかなぁ?」

私がそういうと二人は少し黙った。
私欲張りすぎたかな?ちょっと調子にのりすぎたかも…

「あっ、もしいやなら「「もちろんいいよ!桜帆!」」

二人はニコニコしながら私をみた。
そんなに不安になることはなかったみたい。

愛奈はロングヘアで大人っぽい顔だちで全然ギャルなんかじゃなくって、忍はチャラ男とはまた違った感じの人て翔くんと同じでカッコいい人だった。
二人が付き合っているのも同然だなぁと思った。
美男美女ってやつ?とにかく、お似合いだなぁって思った。