混乱した気持ちの中で

気づいてら私のすっごく苦手な

あの、観覧車に乗っていた。

怖くて震えていたら、

壱成くんがそっと抱きしめてくれた。






「本気で、沙莉奈のこと好きなんだ。

付き合ってくれないか?」





私が返事をしようとすると……




いきなりキスされた。




それは、あまーいあまーいキスだった。




溶けちゃいそうだよー!




これが、恋なのかな?





幸せだな。





と、壱成くんがキスを離すと

観覧車が下に着いた。