告白をしてしまったという事実が、恥ずかしすぎて、



この場から離れようとするあたしに、



「俺は付き合いたいんだけど。」



という、弥織くんの声が聞こえた。






――――――え?



付き合い…たい?



聞き間違いかな?



「えっと…大河くん?」



「さっき、“弥織くん”って呼んでくれたじゃん。

……もう一回…呼んで?」



何?



これは……夢?