どうしたんだろう?と思うのと同時に、 ドキドキと、心拍数が上昇する。 だけど悟られないように、必死に平静を装う。 ただその努力も、 「今、時間ある? ちょっと、話があるんだけど…」 という弥織くんの言葉によって無駄になる。 だって、どうしようもなく、舞い上がってたから。 告白出来るチャンスなんじゃないかって、思ってしまっていたから。 やっぱり諦められない自分に、気付いたから。