姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




時計は置いていないので、針の音すらしない。

 
剣太は、筒のラベルを回し見た。
 

じゃらり……。


ラムネ菓子のような、軽い音がする。


だが、これは彼の命を繋いでいる薬だった。


有機化合の特殊なプロテイン。


……これが無ければ、この継ぎ接ぎの体は、


たちまちバラバラの破片に戻ってしまう、と。


そう言われている。