苦いにも程がある。 その上、何だか別な物の味までした。 というか、生物としてこの味は許容範囲を超えているような気がする。 俺は、必死にポケットを叩き、ティッシュを探した。 今すぐこれを、口から出したい。 とても、飲み込めるようなものではなかった。 「貴様、中に何を入れたー!?」 「ギエーッ!」 一方、委員長は豊丸に掴みかかっていた。