姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




苦いにも程がある。


その上、何だか別な物の味までした。


というか、生物としてこの味は許容範囲を超えているような気がする。


俺は、必死にポケットを叩き、ティッシュを探した。


今すぐこれを、口から出したい。


とても、飲み込めるようなものではなかった。


「貴様、中に何を入れたー!?」


「ギエーッ!」


一方、委員長は豊丸に掴みかかっていた。