姉さんに窘められて、仕方なく俺も頷いた。 確かに、少し過剰反応気味だったかもしれない。 だが、 「まあ、いざとなれば僕が小夜子を守るから、安心してよ、孝」 エリアルが勝ち誇ったように笑ったので、やっぱり腹が立った。