姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




姉さんに窘められて、仕方なく俺も頷いた。


確かに、少し過剰反応気味だったかもしれない。

だが、


「まあ、いざとなれば僕が小夜子を守るから、安心してよ、孝」


エリアルが勝ち誇ったように笑ったので、やっぱり腹が立った。