姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




もっとも、俺も姉さんも昼間は学校に行ってしまう為、


実際はそれほど長く起きているわけではないのだろうけど。


でも、眠いところを堪えて無理矢理起きるのがどんなに大変な事かを、


人一倍知っている俺としては、素直にエリアルのその努力の部分だけは、認めている。



「じゃあ、俺も学校行くから。


ああ、あと、キッチンの方カーテン開いてるから」



「うん、ありがとう。行ってらっしゃい」



「灰になりたいんなら、好きに日光浴しなよ」