「……でもね、私がそうやってエリアルに意地張ったら、ますます誤解されると思うの」


「ああ、でもそれはあるかも……」


俺が何とか頷くと、姉さんは顔を上げた。


「うん、だからね。今回の事はちゃんと、謝ろうかと……」


「謝るのは駄目!話し合いならいいけど、謝るのは無し!


さもなくばまた誤解されると思うから!」