姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②



俺が怒ると、エリアルは笑いながら、


「そんな昭和親父みたいな事言わない言わない。

どうせ君がいないだけで、あんまり変わらないだろうからさ」


「平成親父だって、きっと言うさ!!

てかお前が姉さんと暮らす事自体、俺は反対してんの!」


「ちょっと待って。

二人とも……どうでもいいけど何も、話を親父前提にしなくてもいいんじゃ…」


「姉さんは黙ってて!とにかく、俺は許可しないからな!」