今となっては、俺だって完全に二人を切り離せるとは考えていないが、 それでもやっぱりまだ、俺はエリアルに嫉妬している。 苛立ち半分に俺が促すと、 「ほら、早くそれ食っちゃえよ。どうせ片付けんのは俺なんだから」 「……はい」 エリアルは、素直に頷いた。