姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②

 


今となっては、俺だって完全に二人を切り離せるとは考えていないが、


それでもやっぱりまだ、俺はエリアルに嫉妬している。


苛立ち半分に俺が促すと、



「ほら、早くそれ食っちゃえよ。どうせ片付けんのは俺なんだから」


「……はい」



エリアルは、素直に頷いた。