姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




例えば、賞味期限が迫ったマドレーヌや、

商品に出来ないロールケーキの切れ端など、

どうしても食品を作る場所では、無駄になってしまう物が出る。
 
形が悪くても、時間が経っていても、味が同じでタダなら、

そんなに嬉しい事はないだろう。
 
そんな不純な動機から、豊丸は早速その店に入って行き、

「いらっしゃいませ」と言われるなり、

「バイトさせて下さーい!」と叫んだのだという。