姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




小夜子は、きょろきょろと教室内を見回し、空いている席を探した。


だが、見当たらない。


(この教室、狭いな……)


理由は、三人までが座れる長机の両端に、一人ずつが腰かけているからだった。


恐らく彼等は初対面で、親しくなったわけでもないのだろう。



さすがに、そういった人達の真ん中に行く気にはなれなかった。