「ああ……畜生」 河合は、本当に最後の最後まで嫌な男だった。 それが何かに対する八つ当たりだという事には、 大分前から気付いてはいたが。 今更、どうしようもないことだ。 頭が真っ白になった。 だが、火は回る。 (ああ……このまま、炎に身を委ねてもいいのかもしれない) そう思った途端に、剣太は崩れ落ちた。