姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②

 


もう、自分でどうにかなるほど、力は残っていなかったので、

剣太は抵抗もしなかった。

丁度良い……どうせ少し前に、自分でやろうとした事なのだから。

今度こそ、このまま終わらせてくれ。
 
剣太は、静かに目を閉じた。
 
だが、引き金が引かれると思った瞬間、腕は急に動き出した。
 
そして、


「……お前は、馬鹿正直だな。

本当に馬鹿だ。こんな事で、許されると思うなよ」