河合は、ポケットから何かを取り出し、そのボタンを押した。 同時に剣太の腕から、不吉な音がした。 ギュイイイィィ…… 銃の方の腕が、勝手に動いていた。 遠隔操作だ。どうやら、この腕に仕組まれていたらしい。 そしてそれは、剣太の頭に向いていた。 「この世界は人間のものだ。 お前達のような化け物が、いつまでも巣食っていていいと思うなよ……」 意味する事は、分かった。