姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②

 


そうだ。いくら忘れていたとはいえ、

取り返しが付かないほど、自分は他人の命を奪って来た。
 
嘘ではないから……事実だから、こんなにも苦しい。

「何がそんなにおかしい……」

「いや、もっとお前は傷付いていると思っていたんだがな……

ふふふっ……ひひひひ……

ああ、顔に出していないだけか……あはははは!」
 
そうして、ひとしきり笑うと、河合はケースを指差した。

「もういい……その手足は、お前に返してやるよ……

それと最後にもう一つ、いいものをくれてやろう……」