姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




「記憶が戻ったのか……お前」
 
いつの間にか、ドアの付近に河合がいた。

剣太は、ゆっくりと振り返った。

「ああ」
 
やっと来た。

「吸血鬼の心臓はどうした……

と言いたいところだが、訊くまでもないな」

「そんなもの、あるわけが無いだろ」

「俺もそう思っていた」