剣太は、研究員達が必死で守っていた扉を、無理矢理こじ開けた。 その部屋の空気はひやりと冷たく、まるで巨大な冷蔵庫だった。 (ここか……) そこには、大小様々なサイズのガラスケースがあった。 中は溶液で満たされ、浮かんでいるのはどれも奇形の手足や、 人間になり切ることが出来なかった化け物のような何かの死体ばかりだった。 そんな中に、一際大きなケースがあった。 中で浮かんでいたのは、見覚えのある顔。 探し続けた、一代目の死体だった。