姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②



『弾丸も、毒ガスも効きません、

何もかも破壊し尽くされて……ひっ』

その直後に、電話口から悲鳴が聞こえて来た。

おそらく、剣太の仕業だろう。
 
河合は電話が切れたのを確認すると、そのまま受話器から手を離した。

コードがびろりと伸び切って、壁にぶつかる。

だが、彼は自分でも不思議なくらいに冷静だった。

それどころか、妙に嬉しいとさえ思っていた。