「過失だっつってんだろ!不可抗力だ!」 「でも許したくないなあ。 でもまあ、君は一応小夜子の弟だ。 ……と、いうわけで、本来ならパンツ一丁河原にスマキで放置の刑に処するところだけど 、 今回はこれで許してあげるよ!」 言うなり、エリアルは窓から飛び降り、 俺の鍵が刺しっ放しになっていた自転車に跨った。 (ていうかスマキで河原に放置って前にも聞いたなそれ! あいつのマイブームか!?)