姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




「……へえ」


俺は、それは絶対嘘だと思ったが、敢えて何も訊かない事にした。



いい気味だったのだが、もしもエリアルが本気で怒り出したら、


何が起こるか分からなかった。


だけど、確実にその矛先は俺に向いているのだろう。





……つまり、仕返しが怖かった。