姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②




けれど、手段が無い以上、海外へも出られない。
 
俺は、目を伏せた。

「君は……何がしたいんだい?君の望みは?」
 
エリアルが、尋ねた。

「そんなもの……この体じゃ、何も叶いはしない。

腕や脚を返すのは、お前の心臓と引き換えの約束だったからな」
 
何て凄い取引き……。

「そうか。なら悪いけど、それは出来ない」