けれど、手段が無い以上、海外へも出られない。 俺は、目を伏せた。 「君は……何がしたいんだい?君の望みは?」 エリアルが、尋ねた。 「そんなもの……この体じゃ、何も叶いはしない。 腕や脚を返すのは、お前の心臓と引き換えの約束だったからな」 何て凄い取引き……。 「そうか。なら悪いけど、それは出来ない」